「もう仕事限界かも…」最近、こんな風に感じていませんか?
一人でスマホの画面を見つめながら「このままでいいのかな」と考えてしまう気持ち、本当によく分かります。
他ならぬ、私自身(MBTIはINFJ)が同じ状況でした。
毎日、
「今日も会議で言いたいことが言えなかった…。もっとうまく伝えられたらいいのに」
「誰かの役に立てている実感がない…この仕事自分に合ってるのかな」
と悩む日々。
この記事では、INFJタイプの人が仕事をやめたいと思ったときの考え方や乗り越え方について、私自身の体験談をもとにお話ししていきます。
これから仕事をどうしようか困っていて、心を少しでも軽くしたいと思っているINFJタイプの方は、ぜひ最後までごらんください!
【INFJの私の体験談】職場で感じた違和感
今感じている「もう辞めたい」という気持ち、それは決して甘えではないし、逃げでもありません。心と体が送っている大切なメッセージなんです。
私は32歳のとき、広告代理店での仕事に疑問を感じ始めました。毎日残業して作った企画が、本当にお客さんの役に立っているのか分からない。
数字だけが評価される環境に、少しずつ心が擦り切れていくような感覚…。
ある日、クライアントから「もっと売上が上がる企画を」と言われたとき、私の心の中には別の声がありました。
「このお客さん、本当は売上より、お客さんとの信頼関係を築きたいんじゃないかな。長期的に見たら、それが一番の利益になるのに…」
でも、そんな意見を言える雰囲気ではなく、上司からは「とにかく数字を出せ」と急かされるばかり。
こんな経験、ないですか?
- 会議で「何か違和感がある」と感じても、具体的な根拠がないから言葉にできない
- 同僚たちが表面的な会話で盛り上がるなか、「もっと意味のある話がしたい」と思ってしまう
- 「この方法ではうまくいかない」と直感的に分かっても、誰も聞いてくれない
これって、INFJの「人の気持ちを読み取る力」と「未来を予測する直感」があるからこそ感じる苦しみなんです。
仕事が辛い時に試して効果があったこと
心がつらくなったときに試して、効果があった方法があります。
ここではその方法を具体的に紹介しますね。
試してほしい簡単な方法
- 静かな場所で5分だけ目を閉じる
- 深呼吸をしながら「今、何を感じている?」と自分に優しく問いかける
- 浮かんでくる感情に「こんにちは、怒りさん(悲しみさん、不安さん)」と挨拶する
- 「伝えたいことは何?」と自分の心に問いかけ、メモに書き出す
これを数日続けると、漠然とした「辞めたい」という気持ちが、もっと具体的なメッセージに変わってくるんです。
私の場合は、「自分の仕事が誰かの役に立っている実感がほしい」という本当の願いに気づくことができました。
仕事を辞める前に心を軽くする方法
「でも今すぐ辞められない…」
そう思っている向けに、少しでも心を軽くする方法をお伝えします。(私も実際にこれらを試して、「もう少し頑張れそうだな」と思えるようになりました)
小さな成功体験を作る
仕事を辞める前に試してみて最も効果があったのは、「小さな成功体験を意識的に作る」ことでした。
例えば、一日の終わりに「今日のちょっとした成果」を3つノートに書く習慣をつけたんです。
「今日は企画書の色使いを工夫して、クライアントに褒められた」
「後輩の悩みを聞いて、少し元気になってもらえた」
「会議の準備を前日に終えられた」
こんな小さなことでも、書き出すと「私にもできることがある」という自信につながります。
価値観が合う人を見つける
もう一つ、私の心を軽くしてくれたのは「価値観の合う人とのつながり」でした。
社内ではなくても、SNSやコミュニティで「あ、この人分かってくれる!」と思える人を見つけると、急に世界が広がるんです。
SNSで「INFJ」について検索してみると、同じような悩みを抱えている仲間がたくさん見つかりますよ。(私もSNSに助けられました)
これを機に、SNS(X、Instagram、Threadsなど)で同じ悩みを持つ仲間を探してみてはいかがでしょうか?
意識的に自分時間を作る
INFJタイプの人は、「人の感情を吸収しやすい」という特徴があると言われています。(まさに私もそれで、周りの空気に合わせて気分が変わってしまうんです)
だから、意識的に心を休める時間を作ることが本当に大切なんです。
私の場合、毎朝5分だけ早起きして、誰にも邪魔されない「自分だけの時間」を作ったことで、少しずつ心の余裕が生まれました。
この方法以外にも、以下の方法などで自分時間を過ごしてみてください。
- お昼休みに10分だけ、外の空気を吸いに行く
- 通勤電車では心地よい音楽を聴き、SNSを見ない時間を作る
- 週に一度だけでも、仕事帰りに好きなカフェでひとり時間を過ごす
「それならできるかも…」と思えることから始めてみてくださいね。
小さな変化が大きな効果になることもありますよ。
INFJタイプの私が仕事で工夫したこと
実は仕事を辞めて職場環境そのものを変えなくても、自分の工夫で今の状況が改善することもあるんです。
私の場合、次のことで随分楽になりましたよ。
「断る」練習をする
INFJタイプのわたしは仕事を断ることができず、追い込まれて限界を迎えてしまうことが多かったんです。
なので、いつもなら「….わかりました」と引き受けてしまう仕事を、「すみません、今の案件がまだ終わらなくて…」 と勇気を出して断るようにしました。
最初は怖かったけど、意外と理解してもらえることが多かったです。(いつも通り「OK」されると思って頼んできたと思うので、少し驚いている感じはありました 笑)
充電時間を確保する
「週に1日だけ在宅勤務をお願いできませんか?集中して資料作成したいので」 こう頼んだら、上司が意外にもすぐOKしてくれました。(他の人はもっと在宅勤務していたのですが、ずっと言い出せず…)
こうした小さな変化が、「辞めたい」という気持ちを和らげてくれたんです。
もちろん、全ての問題が解決したわけではないけれど、「自分にもできることがある」という感覚を取り戻せました。
転職をする前に意識すべきこと
それでも「やっぱり環境を変えたい」と思ったとき、INFJが特に気をつけたいことがあります。
私が転職活動で失敗したのは、「早く今の環境から逃げたい」という気持ちだけで動いてしまったこと。
結果、前職と同じような価値観の会社に飛び込んでしまい、また同じ思いをしました…。
だから、もし転職を考えるなら、焦らずに以下のことを意識してみてください:
「譲れないもの」を3つだけ書き出す
転職する前に、まずは自分が「これだけは譲れない」と思っている条件を3つ書き出しておきましょう。
私の場合は、「人の役に立てる実感」「自分のペースで働ける環境」「長時間の残業なし」でした。
転職先の「文化」を調べる
会社の理念や社員インタビューを読んだり、ホームページをじっくりみたり。SNSをやっている会社であれば、SNSの投稿もチェックしてみるといいですね。会社の空気感をつかめることがありますよ。表面的な情報だけでなく、「本当にそこで働くとどんな感じか」をイメージすることが大切です。
段階的に進める
突然退職を選ぶのではなく、有給消化や時短勤務への切り替え、副業から始めるなど、段階的に進めていくことをおすすめします。
後先考えず辞めてしまうと、新しい仕事が見つかるまでは本当に不安なものです。無職の期間が長くなると職歴に響くかもしれませんし…。
なので、まずは見通しが経ってから辞めることを検討するのが良いと思います。(ただ、もうすでに心が壊れそうであれば自分を守ることを第一優先にしてくださいね!)
INFJタイプが自分らしく働ける職場の特徴
INFJタイプの人が「ここなら自分らしく働ける」と思える職場には、いくつか共通する特徴があります。
その具体的な特徴を、一緒に見ていきましょう!
1. 小さい規模のチーム
INFJさんは、一人ひとりの気持ちを深く理解しようとする優しい心を持っていますよね。
だから、チームの規模が小さくて、メンバーみんなの顔が見えるような、そんな温かい人間関係の中でなら、安心して力を発揮できるんです。
表面的な付き合いじゃなくて、じっくりと心を通わせられる、そんな環境が心地良く感じられるはずですよ。
2. 心から共感できる理念がある
「何のためにこの仕事をするんだろう?」と、INFJさんはいつも深く考えているんじゃないでしょうか。(はい、私がそうです)
だからこそ、社会のためになるとか、誰かの成長を助けるとか、心から共感できる理念を持っている職場だと、「ああ、ここで働けて本当によかった」と心から思えるはずです。
自分の価値観と仕事の意義がしっかりと結びついているって、すごく大切ですよね。
3. そのままのあなたを大切にしてくれる
INFJさんは、感受性が豊かで、周りの人の気持ちを敏感に察知するからこそ、「みんなとちょっと違うかも?」と思うことがあるかもしれません。
でも、色々な考え方や個性があって当たり前、お互いを尊重し合えるような職場なら、そんな心配はいりません。
無理をせずとも、そのままの自分を受け入れてくれる、そんな職場ではINFJの良さを活かすことができます。
(ありのままの自分でいられるって、本当にホッとしますよね)
4. じっくり集中できる時間がある
いつも誰かと一緒にいないと、なんだか落ち着かない…ってことは、きっとないですよね。
INFJさんにとって、静かに自分の考えを深めたり、目の前のことにじっくりと集中できる時間って、すごく大切なんです。
そういう時間があるからこそ、より深く、本質的なアイデアが生まれてくるんですよ。
まとめ
今回は、INFJタイプで仕事を辞めたいと思っている方向けに、私の体験談をお話しさせていだきました。
INFJの「深く感じる心」「未来を見通す直感」「人の気持ちを読み取る力」は、時に重荷に感じることもあります。(INFJじゃない人が羨ましくなることがあります。ESFP<エンターテイナー>とか正反対だからこそ憧れたりする)
でも、それぞれの感性が輝ける場所は、必ず存在します。私がそうだったように、「ここなら自分らしくいられる」と思える瞬間にいつか出会えるはずですよ。
まずは、仕事を辞める前に心を軽くする方法をためして見てくださいね。
同じINFJとして、あなたが良い方向に進めるよう心から応援しています!